die Mondsichel @ Rosebud

「月鎌/Fの中のMの中のF」美少女ゲーム論別館。

2006-11-20

[]処・非処の話に持ち込むつもりではないが、そういえば。 02:24 はてなブックマーク - 処・非処の話に持ち込むつもりではないが、そういえば。 - die Mondsichel @ Rosebud

 美少女ゲームがビジュアル面・CG面で破瓜の流血描きだしたのっていつ頃だったかな……。

 ……なんてことをリメイク版『魔性の貌』(現『ニンフォマニア』)をショップで見かけてふと思った(DOS版はあの色数の割に流血描写多かったしw)。沙織事件以後の規制ソフ倫の内規がどのくらいで変化したのかなとか、漠然と。


 あんまり放置するのも悪いかなと思ったけど、直球にエロの話でゴメンナサイ。



流血繋がりで新規立てるまでもない追記雑記@1123。

美少女ゲームで、システム上、生理日・危険日の概念が出てきたのはいつごろだ? 

・というより穴以外の性機能が中外選択肢や陵辱過程以外で顧みられるようになったのは。

・『BLOOD ROYAL』は妊娠の有無でED変わったな。

・『ブルーブレイカー』は「『あの日』の不機嫌」があった記憶が。

・そういえば『恋する妹は~』秋巳以前の、性の対象となる「男の娘(オトコノコ)」の登場はいつだったか。

・『Sultan』ロッタは掘られないし。『ねがぽじ』まひるは最初から男だったわけでもなくむしろ両性体だし。



新規立てるまでもない追記雑記@1123。

・ふと「横ポニー」という単語が脳裏をよぎった。

・髪型という切り口は面白いかもしれない。

2006-11-15

[][]影響の明言と二人の差異。 02:04 はてなブックマーク - 影響の明言と二人の差異。 - die Mondsichel @ Rosebud

 少女漫画との関係の資料が手元にあったのでぺたり。

ファーストKiss☆物語(ストーリー)設定資料集

ファーストKiss☆物語(ストーリー)設定資料集

開発陣+出演声優座談会、P.113より。なお、後述の黒野学も同席している。

◆それから従来のゲームではないがしろにされがちだった、女の子同士の感情のやりとりっていうのがある。そのあたりが普通ゲームとは違いますよね。

小澤*1:実はそれは作り手の思惑通りです。結構少女漫画を意識して作ったシナリオがありまして。主人公が自由に動ける段階でたくさんの女の子と話してそれで凄く深い関係になってしまう。そうでありながら、他の女の子もいるからといって、またその子と深い関係になって…と同時並列で進んでいくことができる「軽い恋愛」でいいのだろうか? ということを考えまして。それで、考えた末に選択してから、その女の子と深い関係になってゆき、人間関係もうまくきれいにして最後に行き着く、そういう綺麗なモノを狙ったんです。

水橋*2現実、この場にいる女性全員が、1人の同じ男性恋愛しているとなるとそれは、モテモテナイという話よりもホント恐ろしいことになりますよね。(笑)

柳瀬*3:どんな少女漫画を参考にされたんですか?

小澤:会社人間にそういうのが好きな奴がいまして、「星の瞳のシルエット」のような作品を沢山読ませていただきました。

少女漫画を意識してお創りになったんですか?

小澤:女の子同士の関係ってのは、普通恋愛シミュレーションではあまり描かれてはいないですよね。男の子女の子がパッパ付き合って、どうこうなるっていうのが多くありすぎている感じがしていたので、僕はあんまり好きじゃなかったです。女の子同士のからみで主人公はどうするか、あとは今までの話をうまくきれいにしてやっとくっつけるまでの過程を書いてみたかったと思っていたんです。

◆あくまでオーソドックスアドベンチャーゲームにした理由は?

小澤:「ファーストKiss☆物語」ってのはあくまでシナリオでぐいぐい攻めたかったんで、システムでうんぬんってのはやめたんですね。


黒野学・水上広樹インタビュー、P.77より。

黒野:(中略)私の場合、あまり小説とかドラママンガは参考にしてないんです。結果的に似てしまう部分は出てきてしまうんですけど。マンガはとくに……。マンガって、どうしてもリアリティがないというか。どうしても理想化された展開ってあるじゃないですか。ご都合主義というか。それをあまり採用したくなかった。結果的にはやっている部分もあるんですけど。

 水橋発言、今読むと某作品を思い出さずにはいられない……(苦笑)。

*1:小澤武彦

*2水橋かおり

*3柳瀬なつみ

genesisgenesis2006/11/23 14:06参考になります。

2006-11-12

[]指輪の中の扉 00:35 はてなブックマーク - 指輪の中の扉 - die Mondsichel @ Rosebud

選択肢で思い出したが……

フリップ・サイド―影の王国〈8〉 (コバルト文庫)

フリップ・サイド―影の王国〈8〉 (コバルト文庫)

しつこく『影の王国』の再評価を訴えてみる。

……と思ったが別件で忙しいのでまたそのうち。

http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20060610#p1

2006-11-11

[]昨日のに追記。 23:24 はてなブックマーク - 昨日のに追記。 - die Mondsichel @ Rosebud

○能動的にコマンド入れてパラあげないと関係どころかイベントも進まなかった「世界」(ときメモやエーベルージュなど)と、時間が過ぎればテキストと日常だけは進む「世界」(ノベルゲー)、それぞれに生きる主人公の性質に差異はあるか。

 最初から「恋愛以外の目的を持つ」場合。元の世界に帰る、世界を救う、事件を解決する。どの目的に「貪欲」なのか。積極的に動かなければならないが、絆を結ぶのが必ずしも異性でない場合(悠久幻想曲)も。

[]「『こんなはずじゃなかった』ことばかりだよ!」 17:55 はてなブックマーク - 「『こんなはずじゃなかった』ことばかりだよ!」 - die Mondsichel @ Rosebud

 巡回して選択肢の話読んだら脳裏をよぎった↑。

 同じく巡回して「ブルーブレイカー」思い出してみたり。ときメモ3やらぶデスで立ち絵が動いたのを「今さら何を」と思った人は間違いなく私と同世代がそれ以上。

 いろいろあってとろけてます。

2006-11-10

[]少年と少女のクロッシング 17:44 はてなブックマーク - 少年と少女のクロッシング - die Mondsichel @ Rosebud

 従来……(雫以前くらいか)の美少女ゲームにおいて、主人公は非常に好色で、女と見れば軽薄に声をかけるあることが常であった。今で言うところのDQNであり、特にエルフ系のゲームではその傾向が強かった。

 ところが、美少女ゲーム小説に接近するにつれて、このような主人公は少数派になっていくか、あるいは陵辱ゲーへと住処を移してしまう。これについては、ノベルやADVのシェア増加によって「ゲーム目的の変化」が発生したことが理由として挙げられる。





……ISBN言及したら消えた…orz

グループにはバックアップ機能ないのかorz


あきらめて断片だけ。

○能動的にコマンド入れてパラあげないと関係どころかイベントも進まなかった「世界」(ときメモやエーベルージュなど)と、時間が過ぎればテキストと日常だけは進む「世界」(ノベルゲー)、それぞれに生きる主人公の性質に差異はあるか。

○「従来の美少女ゲーム主人公現在少女漫画相手役」(プライドと意地だけは通す好色DQN)と「従来の少女漫画相手役と現在美少女ゲーム主人公」(マネジメント能力は高い優柔不断ヘタレ)の交差。交差の前後関係。

○「従来の少女漫画現在美少女ゲーム」と「現在少女漫画」における「相手」と「当て馬・ライバルないし遊んだヒロイン押し付け先」の地位逆転(「稟と樹、久住と司、高屋敷と鮎川」の関係と、「遊と銀太、ジョージと徳森」の関係)。


以上。

2006-11-09

[]女神ザカリアとクラナド 00:11 はてなブックマーク - 女神ザカリアとクラナド - die Mondsichel @ Rosebud

風の王国   臥虎の森

http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=4-08-600835-1&mode=1

 翠蘭が妊娠したらしい。

 さすがコブ付きに嫁いで早くも二巻でヤってただけはある。私は朱瓔派だけどな!w

 で。

 誰がブレークスルーになったのかと問われるならば信者の私は榎木か須賀の名前を挙げたいところだが、いつからかコバルトはケツだけじゃなくて前にも入れるようになっていた。もちろんジュニア小説黎明期、氷室冴子あたりの時代ではやっぱりヤることヤってたしシモネタもかっとんでたわけだが、一時的に去勢された時期のあと(これはヴァルガー消失後のスニーカー等にも言える話)、また一線を踏み越えるようになっている。

 古くは榎木『龍と魔法使い』終盤が存在するもの*1の、近時では須賀『流血女神伝』、毛利『風の王国』のような「親になる」ことを描く作品が見え始めたのが以前との違いだろうか。

 美少女ゲームにおいて「親」という観点だと想起されるのはらーじPONPONやはり鍵系作品と『家族計画』、ということになるのだろうか……私は『ONE』しかやっていないので断定はできない。丸投げ。


 『流血女神伝』を読んでいると、『CLANNAD』のロングスパンを想起する、というだけのことなんだけれども、はたしてここで一時的に交わった線はこのさきどこへ向かうのか、ということは考えないでもない。性関係後の「その先」はどのように描かれていくのか。それともやはり続かないのか。



なんとなく。

◎「最近は『その先』の性生活だけを別商品にする商法が確立したので、あえて交際後を描く必要が無くなってしまった」という見方もあり得る。「結ばれたあと」だけで別商品になってしまうのであるからして、それはたしかに「その先」を一作品内で描ききる必要がないよな、という説。

◎「その先」を描いてしまうことは「二次創作の余地」に干渉してしまう、したがってオフィシャルでそれを固めてしまうことは必要ない、という説。


……もうひとつ書きたかったことあったんだけど忘れてしまった。そのうち思い出すだろう。

*1:あのタギがちゃんと父親してるのにはびっくりしたぞ外伝2w。

2006-11-08

[]原因ははたして。 01:35 はてなブックマーク - 原因ははたして。 - die Mondsichel @ Rosebud

○大容量になったことや画像ソフト進歩レイヤー等)で、丸ごと一枚差し替える方が楽になった。

○表示やサウンドにスペックを食うようになって常時差し替え制御することができなくなった。

○色数の増加による彩色等の高度化。色彩の質がセル風から水彩・アクリル風に移行したことで手を加えにくくなった。

原画ないしは一枚絵の地位向上とクリエイター志向(イラストが「(加工可能な)ゲームを構成する部品」から「作品」になった)。


 本文のお題はやはり「回想」で『愛姉妹』。といっても最近発売された『どっちにするの!』では断じてない。何のサブタイトルも付いてない、DOS時代の作品の方。

 内容は、ヤクザの息子である主人公が、事務所前で父の車と事故を起こした母親事務所で一服盛って(略)、それをネタに二人の娘も(略)、というオーソドックスな「ちゃんとエルフ系が『エロゲー』作ってた」ころの作品である。ちなみにオチは3人の籠絡を完了するか牢屋にぶち込まれるかしかない。


 ……と思っていたのは昼間のこと。書き始めたら……既にRosebud主宰genesisさんが語っていたことに気づいた。

1992年12月17日「ファースト・インパクト――『同級生』」

主題は下段の方で語られているアニメに関する点だったので。


 『同級生』は未プレイなので、ここをターニングポイントにはできないが、ともあれ、DOS美少女ゲームは要所要所の差分ファイルを使いリミテッドアニメーション的に動きを表現していた。フルアニメーション現実にはリミテッドアニメーションだったのかもしれないが)ではソニアの『VIPER』(音声追加ディスク存在した。V10から全画面アニメーションになっていた……はずである。)がその代表格だと私は思っているのだが、あそこまでやらずとも、ほんの数ドット*1が点滅するだけで、その表現はずいぶんと生々しいものになった。

 で、上述の『愛姉妹』である。それぞれは小規模だけどとにかく動く。瞬き、口元、指、舌などなど、脚を何かが伝い落ちたりもする。最も秀逸なのは目で、(まあ鬼畜ものなので)閉じている瞼に白いドットがちらちらするだけでプレイヤーサド嗜好を刺激する。1シーンでは片目だけ開けて後ろを窺うといったものもある。これらは「絵を見る」の機能で動きを含めて閲覧可能となっている。


 総括すると「(規制の影響でスジナシツルツルなのに)とにかくエロかった!」で終わりそうな話だが、一枚絵についてこれだけのことをやっていたアニメーションは、目パチをわずかの間残してすっかり姿を消してしまった*2


 そして。

 その原因はどこからだ、ということを考えて、最初の項目羅列に至る。ラディカルな見方をするならばやはり原画(あるいは労働?)そのものの地位向上と原画家主導のブランド構成あたりに落ち着くのかなと思っていたが、なんのことはなく、必要性が無くなっただけのことなのかもしれないと、「思いつき」に冷や水をかぶっておく。「よもや異論はないでしょう」にはどこか違和感があるんだけれど。


 しかしその割に、カットインと閃光による戦闘表現(『fate』や『デモンベイン』『あやかしびと』など)や、攻撃魔法描写(『はぴねす!』)は凝っているというのが不思議と言えば不思議である。


 オチない。

*1:ドット単位の変化が侮れないのは『美少女ゲームの臨界点』(+1だったかな……また調べておこう……)で茜について触れられているとおり。

*2:その時期は各社でまちまちだが、アイルをサンプルにとれば95年の『魔女狩りの夜に』は動き、96年の『脅迫』は動かない(もちろん何れもDOS版)

2006-11-07

[]Wizから堕落者を殴りにやってくる者 20:34 はてなブックマーク - Wizから堕落者を殴りにやってくる者 - die Mondsichel @ Rosebud

http://d.hatena.ne.jp/./Kadzuki/20061105#p3

 昔『カオスエンジェルズ』ってエロゲがありましてね……。

 私なんかは世間が既に誰彼やら月姫やらやってる頃にやりこんでたわけですが。

 これ、究極的にはループそのもので(半月単位でループする)、その閉鎖空間内で「定型」に従って行動する女の子王子モンスター化してるんだけど)は、最終的にはモンスターにならざるを得ない、ってことでもあるんじゃないかなと。

 つまり、二次元お約束通りのヒロインを徹底していくと、主人公を誘惑拘束する存在になるか、あるいは外敵を粉砕する存在になるしかないのか、ってことなんですけどね。なぜならそれしか許されてないから。ゴールドドラゴン到達したときはちょっと切なくなったっけ。

 で、一昨年くらいだったかな、こいつのボスになりかけて結局なりきれなかったらしい*1主人公がいて……。

 ふと、あの時代からロングパスを出されているような気がした。

 ……なんてこと考える前に崩しきれ私。

 二日ほど前の、うちの本店の『カオスエンジェルズ』に関する記述

 「後世の視角で見る」という失格行為をあえて犯すなら、それはWiz系の硬派ゲーマーが「ゲームとしての面白さ」を前面に押し出し紙芝居ゲーマーの目を覚まさせる行為、として「コンピューター史」の文脈に見えなくもないかなと不意に思ったので、ここで転載+追記。あえなく狂気に堕ちてしまったのに最後には偉そうなことのたまってる「大人=賢者」(途中までのヒントはくれるけどいつのまにか4階の袋小路で「ダメだ、完全に狂っている!」アレねw)、オールタイプにはできなかったことだけに余計そう思うのかも。

 今回は「美少女ゲームの歩んできた四半世紀を語り継ごう。」というトレイラー(?)に従い回想一発目。二発目のお題は決まっているので早い内に。

2006-11-05

[]設定 14:45 はてなブックマーク - 設定 - die Mondsichel @ Rosebud

 皆さん閲覧設定どうしておられるんでしょう。

 追加方向変えただけで「グループ」のままにしてあるのですが……。

[]自己紹介 14:35 はてなブックマーク - 自己紹介 - die Mondsichel @ Rosebud

 本日はお招きありがとうございます。メール4日ほど見落としてましたorz

・初美少女ゲームはPC9801FAで『ドラゴンナイト4』。

Windowsへの移行はかなり遅れ、Windowsでの初美少女ゲームは『EXILE』。

修羅場邪悪と呼ばれる属性の人だが、本来は「募る想い」を愛し悲恋を好む人。

少女小説少女漫画守備範囲に置き、コバルト文庫や本誌買うよりも美少女ゲーム買う方が羞恥プレイだと思っている人。

・誤読と、執筆要項に抵触することに怯えてる、底の浅い新参者ですがよろしくお願いします。

genesisgenesis2006/11/05 20:44どうそよろしくお願いいたします。▼ あ,基本設定は「グループメンバーのみ閲覧可」なのか。できましたらパブリック設定でお願いします。▼ あの,執筆要綱は主著者のマニフェストみたいなものであって,共著者を拘束するつもりは無いのですけれど……

KadzukiKadzuki2006/11/05 23:28設定の件、了解しました。
要綱は……気を付けますと言うことで(汗)。つい少女メディアとの比較に行ってしまいそうなので……。