die Mondsichel @ Rosebud

「月鎌/Fの中のMの中のF」美少女ゲーム論別館。

2006-11-15

[][]影響の明言と二人の差異。 02:04 はてなブックマーク - 影響の明言と二人の差異。 - die Mondsichel @ Rosebud

 少女漫画との関係の資料が手元にあったのでぺたり。

ファーストKiss☆物語(ストーリー)設定資料集

ファーストKiss☆物語(ストーリー)設定資料集

開発陣+出演声優座談会、P.113より。なお、後述の黒野学も同席している。

◆それから従来のゲームではないがしろにされがちだった、女の子同士の感情のやりとりっていうのがある。そのあたりが普通ゲームとは違いますよね。

小澤*1:実はそれは作り手の思惑通りです。結構少女漫画を意識して作ったシナリオがありまして。主人公が自由に動ける段階でたくさんの女の子と話してそれで凄く深い関係になってしまう。そうでありながら、他の女の子もいるからといって、またその子と深い関係になって…と同時並列で進んでいくことができる「軽い恋愛」でいいのだろうか? ということを考えまして。それで、考えた末に選択してから、その女の子と深い関係になってゆき、人間関係もうまくきれいにして最後に行き着く、そういう綺麗なモノを狙ったんです。

水橋*2現実、この場にいる女性全員が、1人の同じ男性恋愛しているとなるとそれは、モテモテナイという話よりもホント恐ろしいことになりますよね。(笑)

柳瀬*3:どんな少女漫画を参考にされたんですか?

小澤:会社人間にそういうのが好きな奴がいまして、「星の瞳のシルエット」のような作品を沢山読ませていただきました。

少女漫画を意識してお創りになったんですか?

小澤:女の子同士の関係ってのは、普通恋愛シミュレーションではあまり描かれてはいないですよね。男の子女の子がパッパ付き合って、どうこうなるっていうのが多くありすぎている感じがしていたので、僕はあんまり好きじゃなかったです。女の子同士のからみで主人公はどうするか、あとは今までの話をうまくきれいにしてやっとくっつけるまでの過程を書いてみたかったと思っていたんです。

◆あくまでオーソドックスアドベンチャーゲームにした理由は?

小澤:「ファーストKiss☆物語」ってのはあくまでシナリオでぐいぐい攻めたかったんで、システムでうんぬんってのはやめたんですね。


黒野学・水上広樹インタビュー、P.77より。

黒野:(中略)私の場合、あまり小説とかドラママンガは参考にしてないんです。結果的に似てしまう部分は出てきてしまうんですけど。マンガはとくに……。マンガって、どうしてもリアリティがないというか。どうしても理想化された展開ってあるじゃないですか。ご都合主義というか。それをあまり採用したくなかった。結果的にはやっている部分もあるんですけど。

 水橋発言、今読むと某作品を思い出さずにはいられない……(苦笑)。

*1:小澤武彦

*2水橋かおり

*3柳瀬なつみ

genesisgenesis2006/11/23 14:06参考になります。