die Mondsichel @ Rosebud

「月鎌/Fの中のMの中のF」美少女ゲーム論別館。

2006-12-27

[]雑念いろいろ。 00:26 はてなブックマーク - 雑念いろいろ。 - die Mondsichel @ Rosebud

放置しすぎもなんなので、年末締めも兼ねてメモ

理論的に弱い私の場合、思索に走るより、先日の「FKS」みたく資料に走った方がいいのかもしれないと思い始めた。

私の役割は何?――g:rosebudの辿り着く場所

http://rosebud.g.hatena.ne.jp/genesis/20061227/p1

遡りすぎた自戒としてメモ

最近エロゲ界隈で考えるのは「エロゲ主人公エロインターフェース」関係。

http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20061105#p1

11月の頭から進歩がないな我ながら。

主人公に固定の名前がついて、その名前をボイス付き感情入りで呼んで喘いでいるにも関わらず、なぜそこにBL同様の「本人不在」の発想が入り込まないのか。広義のNTRとならないのか。

・旧世代の調教ゲームにおける「中止」行為。

3Dゲームの視点移動機能。

触手(注:触手モンスターによる3DダンジョンものはDOS時代に存在しているがそれとは別)という「陵辱だけのための存在」。ほぼ間違いなく?交配・妊娠しない、不毛*1な行為と、直接女性に手を下さない男性キャラの「分業体制」。

脱線

・「なぜたかだか本編中たった数回の(感情・言動レベルの)選択肢を決定するだけで『男性主人公プレイヤー』であることが自明のように論じられるのか」という違和感

雑念1

・陵辱ゲーにおける801女性。特に上記触手の項と関係して『虫愛』。

女装キャラに対する801女性

雑念2

・「本人不在」は女性専売特許じゃないのでは。「肉体不在」への展開?

憑依霊

・死せる人見の巫女。白藍。



追記。

crow_henmiさんのTB。

やはり、ゲームにおいて人称は決定的な意味を持つのでしょうか。……私が引き過ぎなのかなorz

*1:ピアズ「ファンタジィを擁護する」『SFマガジン』1996-12……「ベムは実際のところ女ベムを追いかけるものです」。

2006-12-16

[]捜索中&書きかけ 03:06 はてなブックマーク - 捜索中&書きかけ - die Mondsichel @ Rosebud

2005年の『マンガ研究』vol.8(大会号)が見あたらない。

増田のぞみ先生の発表についての記事を引っ張ってくるつもりだったのだが……。

http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20050620#p1

●戦時少女雑誌のあるべき少女像……この発表で挙げられた慰問人形と、兵士と少女の関係「相手の顔の見えないオープンな思慕」は形を変えて今でも生き残っていると私は思う。まず慰問手紙はいかなる兵士も代入できる形で書かれた物であり、このオープンな意識的動員によって戦意が高揚する(「真っ赤なスカーフ」式思考?)。また、それに対してやはりオープンな形で、誰が作ったかを特定しない人形(もしかしたら私の物?)を大切にしてくれる、(編集部によって作られたキャラクターの)兵士に感謝と応援の動員をする。以前少女雑誌の「花物語」で代入項が空白のモノローグを見たときに感じたことにも似てくるのだが………なんだろう、この既視感は。

2005年、日本マンガ学会大会@精華大のメモより。

その是非も、疑似恋愛と(大本営発表の向こうの)戦争の類似も、ここでは放置する。


しかしこのような「代入可能な」オープンな思慕による誘導を行う企画は、読者参加ゲーム*1に形を変えて生き残っているように考えられる。もしかすると戦時少女雑誌がその黎明期に相当するのかもしれない(そしてそれは、雑誌が既に「貸されるもの」ではなく、読者に対する1:1対応、つまり「購入されるもの」になっているということでもある)。

発掘できたらもうちょと正確に書き直したい。

*1:『超☆女王様伝説 セント・プリンセス』のような集団戦の読者参加ではなく、『Sister Princess』『HAPPY LESSON』のような架空の1:1対応関係を生み出すものが該当する。また、『Dear…』のような1:多数の構造を持つものも射程に収めるかもしれない。

2006-12-02

[][]先後関係 02:36 はてなブックマーク - 先後関係 - die Mondsichel @ Rosebud

主人公が「彼女の事情」に踏み込む時系列。

・個別ルートに分岐したことで踏み込んでしまう場合(恋の成就の障害として発現する)。

・・過去から常に存在するが、恋の成就のためには解決せざるを得ない場合(トラウマとして存在する)。

・踏み込んでしまったことで個別ルートに分岐する場合(恋が始まる契機として発現する)。

・表面的にはルートは確定しないが「彼女の事情」のコミットおよび解決への達成レベルでイベントがオープンされる場合(同時進行可能なゲームでの発現)。

・他の目的を円滑に消化するために「彼女の事情」を解決しなければならない場合(友情の範疇)。


エロゲというよりロマンスの類型。