die Mondsichel @ Rosebud

「月鎌/Fの中のMの中のF」美少女ゲーム論別館。

2007-06-16

[]うーん。 01:06 はてなブックマーク - うーん。 - die Mondsichel @ Rosebud

 違和感がTBやコメントで指摘されているのですが、すいません、とりあえず継続思考にさせてください。

 二次創作に手を伸ばすべきではなかった、ということなのですが……。


 基本設定に違背しない、ということについて、「外伝」作品がそのコードに縛られるのは自明と考えていたのに対し、「後日談」は作品が辿り着いた結末をも巻き込んで破壊的でありえるし、「IF」にいたっては違背からスタートするという、私の内部での「二次創作」の位置づけに混乱をきたしているのがその原因の第一。第二の原因として、戦略系大河ものでの「基本設定への決定的違背」を扱いあぐねたこと。



 ……えー、とりあえず、なんかもやもやしています、ってことです。特に後日談。

 進路を開放し、かつ運動エネルギーを継続的に持たない形で「正史」の記述を終わらせる*1ことは、本編設定をひっくり返すバックドアになっている、そんなことを考えています。

 キャラクターを基本設定のままにいさせるためには、バックドアを潰しておくか、逸脱したものを正攻法で粉砕するか、あるいは完全放置(処断はファンに任せる二次創作者自己責任)するか。コメントで指摘された「ひぐらし」は完全放置の場合でしょうか。正攻法で粉砕したのはドラえもんやアンパンマン関係でしょう。




 さらに脱線すれば、バックドア潰しは破壊的二次創作に対する防衛という一面を持つ一方で、プレイヤーに対する「本編での安心やカタルシスの補強」という一面もあると考えています。たとえば、「本編で不遇な状況から主人公によって救われたヒロインが、再び不幸に見舞われていないこと」「本編でNTRや破局の危機にあったヒロインのその後」の再確認を行うような後日談の場合。……と『くすり指の教科書』の「おまけモード」に話が戻るので脱線はこのくらいにしておきます。

*1:◆進路の開放、については「主人公に年貢をきっちり納めさせていない」こと。「年貢」の代表的なものが「法的な地位」であったり「子ども」であったり。そういうものに道を塞がれていない、さあこれからですよ、てな記述の終了のこと。◆運動エネルギーを継続的に持たない、というのはだらだらした日常をそのまま引き継ぐ語りで、そのまま波乱無く続く暗示の記述終了のこと。上述の「さあこれからだ」はこの先の継続的日常の暗示さえない(永遠ではなく奈落?)……という区分です。