die Mondsichel @ Rosebud

「月鎌/Fの中のMの中のF」美少女ゲーム論別館。

2012-11-03

[]ここの役目も終わったと思ってたんだけど 22:54 はてなブックマーク - ここの役目も終わったと思ってたんだけど - die Mondsichel @ Rosebud

 スパムがうるさいので最近思ったことなどを。

 『おとボク2』の薫子ルートと香織理ルートは、千早にとって忌避対象であった「男性を取り戻す」ルートであったのだと私は考える。薫子ルートにおいては社会的男性を、香織理ルートにおいては、生物的な男性を、と言うことになるのだろう。

 父親への不信、級友への不信から男性というもの嫌悪していた千早が、母と折り合いを付けるとともに、男性社会の最たる物であるヤの字の領域である薫子実家に乗り込み、男性言語すなわち暴力によって薫子を奪還し、帰還後に性行為に及ぶことでようやく自己男性を取り戻すという構造を持つルートは、最終的に父との和解による結末で締めくくられる。

 一方、教室での情事を目撃することで、男性を忌避しながらもそこにある生理的存在と直面させられた千早は、香織理ともども社会的存在としての男性を忌避したまま、生理的な二者として結ばれ、結末においては両者が独立しつつも千早国内で香織理を待つ男性として描かれている。

 では、ケイリ等のルートでは……といきたいところだが、実はまだ淡雪と雅楽乃を終わらせないまま放置しているのでまたそのうちに。というかケイリがなー、いまいち印象に残ってないんだよなーw。