博物子

美少女ゲーム年代記 (id:genesis)  

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Thursday, 2007/11/15

初学者に薦める《黄色い楕円》十選  初学者に薦める《黄色い楕円》十選 - 博物子 を含むブックマーク はてなブックマーク -  初学者に薦める《黄色い楕円》十選 - 博物子

 成年コミックは何を選べば良いか分からない、という声を聞いた気がするので自分のお勧め作品を簡単にまとめてみます

http://d.hatena.ne.jp/acqua_alta/20071114/comic

 え~と,うずうずしてきたので挙げてみます。

 選択にあたっては,(1)ここ2~3年以内に刊行された入手しやすいものであること,(2)表紙を見て好き嫌いを判断しても差し支えのない出来であること,(3)嫌悪感をもたらしやすい内容をあまり含んでいないこと――を基準にしました。

1. 松本ドリル研究所 『あらいめんとゆーゆー』(2007年1月,コアマガジン

 撲殺されても生き返るコミカル空間で,トイレの花子さんにあれこれされます。トーン処理が巧みで,メリハリのきいた絵。

あらいめんとゆーゆー (メガストアコミックス)

2. マーシーラビット 『偶像調教(プリズナー・アイドル)』(2005年11月,松文館

 もともとは1999年に刊行された同名作品の新装版。初心者へのアドバイスとしては,松文館のエースファイブコミックスは表紙買いしない方がいいです,と申し上げておきましょう。

 陵辱ものでありながら最後はコミカルに落とすのが,この作者の持ち味。どうぶつ娘専業ソフトハウスとして他の追随を許さなかったフォアナイン(1995年)『わくわく麻雀パニック!』シリーズの原画家さんであります。キャリアは長いのですが寡作なために単行本の数が少ないです。

3. みた森たつや 『ご近所のもんすたあ』(2007年7月,コアマガジン

 「ジャンルは枯れてからが旨い」と申しますが,2003年の冬コミにも『痕-きずあと-』の同人誌を出していたのがみた森さん。本作で主人公は,出生率減少に悩む亜人種たちから子種を授けてくれとせがまれます。犬娘+ヴァンパイア+妖狐によるハーレム。美少女ゲームのヒロイン複数制をシーケンシャルな構造にしたら,こうなるよなぁという感じ。

 なお,『狼と香辛料』のアニメ化により2008年上半期にはケモノ娘がトレンドになると予想されます。旬のうちにご賞味ください。

ご近所のもんすたあ (メガストアコミックスシリーズ No. 129)

4. 海野螢 『時計じかけのシズク』(2007年1月,オークス

 『To Heart』が提示した〈ロボットとの恋愛〉を,もう一歩推し進めたのが本作。ロボットとともに暮らし,ロボットとともに老いていくところまで描いています。本作を手にして,「たかだかエロマンガなのに」と思うか「成年コミックでありながら」と感じるかで方向性が分かれることでしょう。

 なお,海野螢といえばショートカットつるぺたです。お買い上げ前に,本作の裏表紙を見て属性の好みをご確認ください。

5. 反村幼児 『Colorful Princess』(2007年6月,コアマガジン

 ツンデレぺたぺた。小悪魔ちっくな少女がたっぷり。

6. ほかまみつり 『発育(そだ)っちゃうぞ』(2007年1月,茜新社

 ロリータコミック誌『LO(エルオー)』掲載作。このあたりまで手を広げるのは「ペドフィリアですが何か?」と胸を張って言えるようになってからの方がいいかもしれません。

 ここ数年で画力が向上した作家さん。とろけるような描線が特長ですが,ときどき頭身が崩れてしまうことがあります。

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7. ひねもすのたり 『Read Me!』(2007年9月,茜新社

 あさりよしとおのお弟子さんです。絵柄があまりにも酷似していて,それだけでも一見の価値があります。内容は「ふたなり」だらけなのですが,あまり嫌悪感をもたらさないドライな仕上がり。

Read me! (TENMAコミックス)

8. すえひろがり 『CAGE』(2005-06年,コアマガジン

 〈調教もの〉というと身体的拘束というイメージが強くあるかと思いますが,まったく正反対の印象をもたらしてくれるであろう作品。

 高度に突き抜けたSMはコントと区別がつかない。

CAGE (ホットミルクコミックス) CAGE(2) (ホットミルクコミックス)

9. ぢたま某 『Super Love Potion』(2006年1月,ティーアイネット)

 今や一般方面に広くしられるに至ったぢたま某さんですが,「『まほろまてぃっく』以前」を知る人ならば比類無きし~し~好きとして記憶にとどめているはず。21世紀に入っても健在でした。

Super love potion (MUJIN COMICS)

10. 玄鉄絢少女セクト』(2005-06年,コアマガジン

 一般作品です。しかし,これは成年指定制度の盲点をついたレジスタンスであると言っても差し支えないでしょう。百合もの。全体としてストーリーを把握するのが非常に難しい作品ですが,表紙の絵を見て気に入るならば。

少女セクト (メガストアコミックス) 少女セクト(2) (メガストアコミックス)

genesisgenesis2007/11/18 22:40追伸) b:id:mine-oへのお返事。ここで挙げた10人だとロリに偏っているので「ほりほねさいぞう」を入れてバランスをとろうかとも考えたのですが,エログロないしスカトロは第3の条件に鑑みて除外しました。もし,二十傑を選出するようなことがあれば入れたいですね。

mine-omine-o2007/11/18 23:03まああれは半分冗談のような物ですが(笑)ただ、ほりほねのまんがって敷居は高いけどポルノを突き抜けちゃってる(つまりポルノの外部にある)という点では案外ふつうのエロマンガよりも普遍性(つまり理解されやすさ)があるんではないかな、とは思います。

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